Re・allotとは「再分配」を意味しています。
今までの賃貸住宅の様に「入居者」と「近隣住民」との間に柵を設けて区別するのではなく、
近隣の方々や地域とのつながりを持たせる為にあえて境界をあいまいにし、豊かな緑と
ベンチ等を設け、この賃貸住宅の役割を新たに構築してみんなでシェア(共有)
できる賃貸住宅、そして将来にわたり地域から必要とされる
賃貸住宅でありたいという想いを込めました。
私たち株式会社Re・lationの施工するリノベーションは表層的なリフォームとは異なります。文字通り生活の基本となる住まいの安全性と快適性を第一に考え、耐震性や構造確認、給排水管の確認等を行い、古い建物でも入居される方、近隣の方が安心、安全で暮らせる事を重視しています。
画像は躯体のコンクリートを抽出し劣化状況(建物の寿命)を調査する作業の様子です。
室内は、キッチン、洗面、バスルームを新品へ交換し北側洋室には新たにエアコンを設置可能に。窓はインプラスを設置し住宅性能をアップ。
更にこのRe・allto東若林では日本の風土、気候に合わせた快適性を持つ日本家屋の機能性、魅力を現在のライフスタイルにアレンジしました。畳や土間タイル、杉浮作り等を取り入れ、一般的な賃貸住宅と差別化し、日本家屋の文化を次世代へ継なぐことを目指しています。
外構は近隣との境界をあいまいに、ベンチや小路を設け入居者様はもちろん、近隣地元の方も利用いただける様に、ちょっと座って休んだり、挨拶を交わせる、そんな社会性のある役割を持たせ地域からも愛される賃貸住宅に。
人と人、地域とつながる事で安心して暮らせ、入居者様の長期入居につながります。人がにぎわい、愛着を持たれる事でエリア全体の価値が上がりオーナー様の資産価値も向上します。
四季折々の表情を見せる植栽には、トキワヤマボウシ、サルスベリ、アメリカフウ、アオダモ、シマトネリコ、イヌシデ等の立ち木と周囲を彩る様々な植栽を配置、やがてクローバーの葉が地面を覆います。ブラウンのチャート石は緑を引き立てるだけでなく自然環境に近付ける事で住み心地の良さを感じていただけます。
このRe・allto東若林のリノベーションでは、廃棄予定だった室内の柱を再利用して、地元小学校の子ども達にご協力いただきベンチ組立て体験を行いました。
子どもの頃に遊んだ思い出、経験や景色を誰もが覚えているはずです。地元の思い出や経験を作る事で、彼らが大人になった時、そしてこのベンチを見た時に自分の生まれ育った町を思い出し、また地元で暮らしたい、そう感じて貰えるのではないのでしょうか。
子ども達が地元の歴史、文化、町並みに関心や興味を持つことが地元への愛着へつながり、地元への愛着を持つ人が増える事で地方の人口流出、人口減少の歯止めにつながると私たちは考えています。